カス情報
いろいろ調査してたらCPUの熱問題が気になってきた
注意
Core i 13,14th Genの不具合と合わせて熱問題を書くと誤解が生じそうなので前置きしておくけど、CPUの不具合は供給電力が大きいことが原因で発生する問題。
それによって起きる爆熱は直接的な原因ではないので、冷却性能を上げることが不具合回避のための直接的なアプローチにはならない。
やばすぎる熱
俺のパソコン環境はCore i9 13900k + Nvidia RTX3080の爆熱構成。
喫煙と猫の毛でグラフィボのヒートシンクには毛と埃が付着し、冷却性能はカス。
CPUの不具合原因や回避方法を模索している中で温度を計測したら、Windows11をクリーンインストールした直後に放置した状態でのアイドル温度が同構成の人たちの温度よりも10度くらい高かった😭
前述したとおり、熱問題とCPUの不具合には直接的な関連はないものの、詳細な調査をしてしまったことで温度高杉問題が気になり夜も眠れないほどになったため、冷却関連を改善することにした。
冷却改善
PCの発熱部位の中で主に冷やしたいのはCPU、GPU、VRM、RAM、Chipset、SSDあたりだと思うけど、今回は既存のパーツを使うため水枕が専用になるVRM、Chipsetなどのマザーボード依存のパーツの冷却は避けた。
RAMは発熱は大したことはないし、M.2 SSDは4枚刺さっていてループ設計や取り回しが難しすぎたので今回は断念して、買い替えまではCPUとGPUの冷却のみとした。
Step1 ケース交換
既存のパソコン。サブ機として組んだやつを今はメインとして使ってるのですべてのパーツが低品質。
水冷をやるにはケースが小さいし、配線もゴミだし埃もたくさんでカス🤮であったためケースの交換をした。
ケースはCorsairの6500Dを選択した。
流行りのピラーレスケース。
次期システムのパーツをCorsairでそろえる計画があったのでケースもCorsairにした。
価格は少々高めだが、重さがあり、剛性が良いというレビューをたびたび目にしたためこれにした
しかし、ピラーレスの宿命だとは思うけど実際には扉を外した状態で力を加えるとかなりゆがむ。
構築中は前面と側面の扉を外して作業できるので便利だが、ケーブルを踏んだりして床面に高低差ができると扉が閉じなくなる程度にゆがむので注意したい。(1敗)
今回は光らせたかったため、ファンの交換も行った。
ファンはCorsairのQXシリーズを選択した。
背面ファンは140mmを選択したかったが、取り回しの都合上120mmを選択せざるを得なくなる気がしたので最後に交換することにした。
QXシリーズは一つあたり7000円する高級ファンであるが、動作音は静かで本体は重く、ゴム足もしっかりしているのでどの回転数でもビビり音のようなものが一切発生しないので静音化コスパが高い。
ついでにAIO水冷もQX120がバンドルされているものに交換した。
Step2 CPU水冷化
リザーバーを検討しているとOliospecにイカしたやつがラス1在庫があったので見に行った。
あわよくば実機を見られれば良かったけど、箱開けまではしてもらったものの、梱包が現状で復旧できなさそうだったのでその場で購入した。
ついでに水枕も購入した。
欲しかった仕上げでEKWB公式に在庫がなかったと記憶していたので、4万円弱で購入したが、帰宅後EKWBの公式を見ると在庫が復活していた上セールで激安になっていたのでマジでtiltした。
ループの設計はPC Build Simulatorを使用して事前にどんなもんか検証したけどいまいちだった。
側面ファンにマウントする予定だったけど、ファンに対して平行でマウントするキットがOliospecでは在庫切れだったためポン置きでイメージ。
パーツはできる限り白でそろえ、ないものは塗装することにした。
途中進捗。
ムホホ
Step2終了。
当然だがこの時点でCPU温度はAIO水冷と変わらず。
「カスタム水冷ってAIO水冷より冷えるんでしょ?」というのはよくある誤解だけど、水冷である以上室温以上には冷えないし、ラジエター面積を変えない限り冷却性能に大きな差はなくいのでカスタム水冷はただのドレスアップなのだ。
Step3 Die直水冷 GPU水冷
AIOからカスタム水冷にすることで冷却性能への影響はないが、Die直冷却を行うことで冷却性能を向上させることができる。
Die直とは、CPUからヒートスプレッダと呼ばれる金属の保護パーツを引きはがし(から割)、直接CPUダイにCPUクーラーのベースプレートをぶち当て熱交換効率を上げるカスタム。
CPUからヒートスプレッダを引きはがす行為はメーカー保証が無効になるため、実施には覚悟が必要。
本当は次期システムからやろうと思ってたんだけど、EKWBのサイトを見ているとDie直キットの在庫がラスト1個だったので買ってしまった😭
ヒートスプレッダ引きはがし
CPUを処刑機にセットして。
一思いに締め上げる。
・・・
から割りの経験は結構あったので、余裕で力加えてたんだけど動画見てよそ見してたので手元で処刑機が壊れていっていることに気づけなかった。
原因としては、おそらくこの処刑機が発売された時よりもCore i9 13900kの基盤が薄くなっていたせいでヒートスプレッダが処刑機の段差に引っかかり物理的にそれ以上移動しなくなってたことが原因。
結局昔懐かしの磁気カードを無理やり差し込んでシーリングをカットする方法でから割した。
正直から割した時点で十中八九CPUは死んだものと考えていて萎えていたので、あまり写真がないが完成した。
ついでにクリアランスに問題がないことが確認できたのでこの時点で背面ファンをQX140に変更している。
Die直とGPU水冷化の効果
GPU
CPU
Cinebench実行中のHWmonitor。
10分連続実行で一度だけサーマルスロットリングが発生した。
コスト
これが計算したくて今回この記事を書いた。
- EK WaterBlocks EK-Quantum Velocity2 D-RGB – AM5 Nickel + Satin Titanium(CPU水枕) 38,302円
- EK-Quantum Velocity² Direct Die – 1700 Upgrade Kit $124.99
- Watercool HEATKILLER Tube 150 DDC(CPUリザーバー) 16,478円
- EK WaterBlocks EK-Loop DDC 4.2 PWM Motor(CPUポンプ) 18,073円
- Freezemod-銅製冷却コンピューターケース,水冷システム,120mmファンに適しています,TSRP-TW120 mm,240mm, 360mm, 480mm(CPUラジエター) 7,423円
- EK-Quantum Vector² RE RTX 3080/90 D-RGB – Nickel + Acetal $166.82
- Watercool HEATKILLER Tube 200 DDC(GPUリザーバー) 214.61€
- pcs Xylem Lowara DDC 4.2 PWM(GPUポンプ) 67,18 €)
- Bykski 360mm x 30mm Copper Radiator White(GPUラジエター) 9,071円
- フィッティングとかパイプなど雑費 37,028円
- 関税 6,600円
計:227,865円
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